カナダ・ワーキングホリデーの基礎知識と出発までの手順

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みなさんは、カナダへワーキングホリデーをすることをまだ、決断していないのではないでしょうか?

ワーキングホリデーの制度が英語圏では、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスと複数の国である中で安易にカナダへ渡航すると決めても良いのでしょうか?

Next Stepは、カナダ・トロントについてのみを扱っているWebサイトですので、もちろんトロントへ渡航してほしいと思いますが、カナダのワーキングホリデーについて、深く理解した上で行くと決断してほしいと考えています。

そこで、このページでは、カナダへワーキングホリデーをしようかと検討しているみなさんへ向けてカナダ・ワーキングホリデーの基礎知識と決断してから渡航するまでの手順を分かりやすく解説します。





0. ワーキングホリデーとは

カナダ・ワーキングホリデーを紹介する前に一般知識として、そもそもワーキングホリデー制度とは何かについて知っていただきたいと思います。

外務省のホームページによれば、ワーキングホリデー制度とは、

ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。

ワーキングホリデー制度|外務省より

と書いてあります。

つまり、ワーキングホリデーとは、日本と対象国(カナダ、オーストラリアなど)の2国間の取り決めによって、若者へ異文化交流の機会を与える制度と言えます。

また、ワーキングホリデー制度の大きな特徴としては、“年齢制限があること”、この制度を利用して渡航した場合、“就労ビザを取得でき働くことができること”の2つが挙げられます。

0-1. 英語圏のワーキングホリデーとその比較

ワーキングホリデー制度は、年齢制限があり、就労ビザが取得できることを挙げましたが、相手国によっては延長ができたり、就学や就労に制限があります。

英語圏各国のワーキングホリデー制度について簡単に表にまとめましたので参考にしてください。

英語圏のワーキングホリデーの比較表

1年間国 年間発給枠 対象年齢 滞在期間 延長の可否 就労制限 就学制限 公用語
カナダ 6500 18~30歳 1年間 不可 制限なし 6か月以内 英語、フランス語
オーストラリア なし 18~30歳 1年間 最大1年 6ヶ月以内/1雇用主 4か月以内 英語
ニュージーランド なし 18~30歳 1年間 最大3か月 制限なし 6か月以内 英語
英国 1000 18~30歳 2年間 不可 制限なし 制限なし 英語
アイルランド 400 18~30歳 1年間 不可 制限なし 制限なし 英語、アイルランド語

1. カナダ・ワーキングホリデーの特徴

ワーキングホリデーができる国はたくさんありますが、カナダ・ワーキングホリデーだからこそできることやカナダ・ワーキングホリデーではできないことを簡単に紹介したいと思います。

1-1. カナダ・ワーキングホリデーでできること

カナダ・ワーキングホリデーは、自由度が高いビザですので、滞在中にできることがたくさんあります。

その中でも多くの人が体験するカナダ・ワーキングホリデーでできることを紹介します。

・1年間滞在できる

カナダ・ワーキングホリデーでは、入国から1年間の滞在が認められています。その期間内であれば、自由に出入国することも可能です。

・仕事ができる

雇用主や雇用形態(アルバイト・社員・インターンシップ)、期間に関わらず自由に働くことができます。

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・学校に通える(最長6か月)

語学学校や専門学校など自由に学校に通って英語や専門分野の勉強をすることができます。

語学学校の選び方とそのポイント(留学準備)
ワーキングホリデーでの語学学校を選ぶ際の方法や注意点を紹介しています。
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・旅行ができる

カナダ国内外を問わず、自由に旅行をすることができます。期間もワーキングホリデーの間であれば自由に決められます。

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上記で挙げた例以外にもカナダ・ワーキングホリデーでは、たくさんのことが体験できます。

1-2. カナダ・ワーキングホリデーでできないこと

カナダ・ワーキングホリデーは自由度が高いビザと紹介しましたが、できないことも多少はあります。ここで挙げることが目的の人はその他のビザを検討してください。

・渡航前に仕事を決める

仕事をすることだけが、カナダ・ワーキングホリデーの目的ではない為、入国前に仕事先を決めること(内定を得ていること)はできません。

・学校に6か月を超えて通う

6か月を超えて学校に通いたい場合は、学生ビザを取得しなければなりません。カナダ・ワーキングホリデーの途中であっても、気持ちが変わり、6か月以上学校に通う場合は、学生ビザへビザを変更する必要があります。

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・1年を超えて滞在する

カナダ・ワーキングホリデーは、最長1年のビザであるため、その期間を超えて滞在することはできません。もし、1年以上の滞在を希望するのであれば、学生ビザや観光ビザなどへビザを変更する必要があります。

1-3. 参加資格は年齢以外にも細かく決められている

カナダ・ワーキングホリデーの参加資格と言えば、18~30歳という年齢制限があるだけと思われがちですが、CIC(カナダ移民局)が公式に発表している参加資格がいくつかあり、その参加資格を満たしている必要があります。

以前までは、カナダ大使館のWebサイトより日本語での解説があったのですが、現在はCIC(カナダ移民局)のWebサイトのみ、公式な情報提供をしており、言語は英語もしくは、フランス語となっております。

ここでは、CICのWebサイトの情報に基づき、カナダ・ワーキングホリデーの参加資格を詳しく解説します。

・日本国籍を有し、カナダ・ワーキングホリデーに参加したことがない人

日本とカナダ間のワーキングホリデー協定であるため、日本国籍であることが前提条件となります。

また、ワーキングホリデーは、1度きりしか参加できない為、今までにカナダにワーキングホリデーをしたことがない人が対象となります。

ここで言うワーキングホリデーとはカナダへのワーキングホリデーですので、オーストラリアやイギリスなど、その他の国へワーキングホリデーで渡航した人は含まれません。

・カナダでの滞在期間中に有効なパスポートを持っていること

パスポートの有効期限が帰国予定日(ワーキングホリデーに参加する日から1年)より長くなくてはなりません。

パスポートの有効期限が短い場合、ビザの期間が短くされる可能性がありますのでビザ申請前にパスポートの更新を行ってください。

パスポートの取得方法(留学準備)
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・ビザ申請時に18歳から30歳であること

カナダ・ワーキングホリデーには年齢制限があります。この年齢は、渡航時ではなくビザの申請時ですので、30歳の内にビザ申請を行い、31歳になってから渡航することも可能です。

・2500カナダドル相当を所持していること

カナダ・ワーキングホリデーは、雇用主を問わず自由に働らくことができますが、最低限の資金を持っている必要があります。

※現在のところビザ申請時や入国時にこの資金の証明を求められることはまずありません。

・健康保険に加入していること

ワーキングホリデーでカナダに滞在している間の健康保険(海外保険)に加入している必要があります。入国時に保険証書の提示を求められる可能性がありますし、万が一のためにも必ず加入してください。

海外留学・ワーホリの保険 ~保険の種類と選び方~
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・カナダに容認すること

カナダの決まりやビザの基準などすべて容認しなければなりません。

・往復の航空券を持っているもしくは、帰国のための航空券を購入できる資金の証明ができること

カナダに入国する人は、ビザの期限内にカナダを出国できることを証明する必要があります。

ワーキングホリデーの場合は、入国時に帰りのチケットを確認されることはないに等しいですが、もし、提示を求められた場合は、帰国出来る事を示す必要があります。

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・扶養家族を同行させないこと

カナダ・ワーキングホリデーのビザでは、扶養家族を同行させることができません。しかしながら、扶養家族が別のビザを取得して同行することは問題ありません。

※例えば、夫婦がそれぞれワーキングホリデーのビザを取得して一緒に渡航することは可能です。

・申請料を支払えること

カナダ・ワーキングホリデーに参加するには、IEC申請、MyCIC申請に必要な合計250ドルの申請料を支払う必要があります。

 

ご覧のように上記9項目の条件を満たしている必要があります。しかしながら、入国審査時に必ず証明しなければいけないものは日本のパスポートを持っていることだけで他の資金証明や保険証書などは、入国審査官のさじ加減だと言えます。

CIC(カナダ移民局)のWebサイトで公式に公開されている参加資格の原文は、Japan — Working Holiday|CICを参照ください。

2. カナダ・ワーキングホリデーのビザ申請

カナダ・ワーキングホリデーに参加するためには、カナダ移民局に申請を行い許可を得なければなりません。ここでは、カナダ・ワーキングホリデーのビザ申請について詳しく解説します。

2-1. ビザ申請はオンラインで自力でできる

ビザ申請には、カナダ・ワーキングホリデーの参加資格があるかどうかの確認を行うIEC申請と就労許可を申請するMyCIC申請の2つのステップがあります。また、それぞれの申請には、費用が必要となります。

ビザの申請は英語でする必要があるため、難しく感じるかもしれませんが、一つひとつをサンプルを見ながら確実に行えば、誰でもできる簡単な手続きですので、お金を節約するためにも代行業者を使わずに自力で行ってみてください。

詳しくは、下記の専用ページで解説していますので、参考にしてください。

カナダ・ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの申請方法まとめ
カナダ・ワーキングホリデーのビザ申請の手順を詳しく解説しており、日本語訳のサンプルもあり、これを見れば誰でも自力でカナダ・ワーキングホリデーのビザ申請ができます。
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ビザ取得から渡航まで1年間の有効期限がある

ビザ(許可通知書)を取得してから渡航までの期間は、約1年間となっています。(ビザ取得時に書類にいつまでに渡航すべきか明記されています。)

そのため、ビザ取得後すぐに渡航する必要はなく、有効期限の範囲内であればいつでもカナダに渡航することができます。

また、カナダ・ワーキングホリデーの期間である1年間は、入国時からの期間ですので、気にする必要もありません。

2-2. ビザはいつでもすぐに取れるわけではないため注意が必要

カナダ・ワーキングホリデーのビザは、年間通して募集しておらず、また、申請したらすぐに取れるというわけでは無いため、注意が必要です。

ビザ申請から取得まで約8週間かかる

カナダ・ワーキングホリデーのビザ申請は、申請を開始してから取得するまでに約8週間がかかります。その内尺は、IEC申請に約2週間MyCIC申請に約6週間です。

また、この8週間には、申請書類をそろえる時間など、準備にかかる期間は含まれていないため、3か月~4か月ほど、余裕を持った申請手続きが必要です。

ビザ申請は毎年4月中旬よりスタート

例年カナダ・ワーキングホリデーの募集は1月までに始まっていましたが、2015年からは、4月中旬から開始と遅くなってしまいました。

また、募集要項の発表などあらゆるアナウンスがCIC(カナダ移民局)みのから発表されるようになりました。

ビザ申請は定員に達し次第終了

カナダ・ワーキングホリデーの定員は年間6500人と限られており、定員に達した時点で募集が締め切られます。

2012年までは、募集定員に達することはありませんでしたが、2013年以降は6500人の募集定員に達しており、申請に間に合わなかった人は渡航時期を先送りにする必要もあります。

年度別カナダ・ワーキングホリデーの比較表

定員 募集内容の発表 締め切り
2010年 7500人 前年の10月 定員に達さず
2011年 6500人 前年の12月 定員に達さず
2012年 6500人 前年の12月 定員に達さず
2013年 6500人 前年の12月末 12月末
2014年 6500人 1月初旬 12月中旬
2015年 6500人 4月中旬 未定
2016年 未定 未定 未定

2-3. 渡航時期に合わせて最適な時期に申請が必要

上記で説明した通り、カナダ・ワーキングホリデーには、定員があり、募集している時期も限られているため、渡航の予定に合わせて計画的にビザを取得する必要があります。

ビザ申請の時期を間違えると渡航時期が数か月先になってしまったり、年齢制限により渡航できなくなる可能性もありますので、カナダにワーキングホリデーをしようと考えたら、まずはビザの取得について検討すべきだと言えます。

1月~7月上旬に渡航を検討の人は前年の内にビザを申請するべき

2015年のように募集の開始時期が4月までずれ込んでしまうと、ビザの取得までに約2か月かかってしまうため、最短でも7月の渡航となってしまいます。

そのため、1月~7月に渡航を検討している人は前年の内にワーキングホリデーのビザを取得しておくことをオススメします。

3. 英語を学ぶ人がカナダを選ぶ理由

カナダへワーキングホリデーをする人のほとんどが英語を上達したいと考えているかと思います。また、ワーキングホリデーでカナダを選ぶ理由に、カナダの英語がきれいなことやカナダの国民性が良く、暮らしやすいことが挙げられます。

カナダの英語、カナダの国民性について簡単に解説しますので参考にしてください。

3-1. カナダの英語は訛りが少なく聞きとりやすい

カナダの英語は、イギリス英語やアメリカ英語に比べて、訛りが少なく聞きとりやすいと言われています。その理由は、多民族国家であるためです。言葉の違う民族同士が簡単にコミュニケーションを図るために解りやすい英語が使われるようになったと言われています。

一方、カナダは移民大国と言われるほど、他国からの移民の人がたくさんいる国であるため、カナダ人であっても移民の人で英語を第2言語として話されている英語は、いろいろな国の訛りがあります。

3-2. カナダの国民性はフレンドリーで礼儀正しい

カナダ人は一般的にフレンドリーで礼儀正しく、穏やかな性格の人が多いと言われています。

また、移民が多い都市であるトロントやバンクーバーでは、英語を母国語としていない人への接し方を知っており、留学生や英語学習者への理解が深く、安心して生活することができます。

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4. カナダ・ワーキングホリデーの費用

カナダにワーキングホリデーをしたいと思ったら次に気になるのは費用の問題だと思います。仕事ができると言っても、仕事が始まるまでは出ていくだけとなってしまうため、事前に資金の計画を立てて、貯蓄しておく必要があります。

4-1. 語学学校にかかる費用は月14万円前後

カナダへワーキングホリデーで来る方のほとんどは、はじめの1~3か月間は語学学校に通い、英語力を養います。

ある程度の英語力がある人は、学校に通わず、すぐに働くこともありますが、はじめての留学・ワーキングホリデーの人にはハードルが高く、「初めに語学学校に通っておけば良かった」と後から後悔する人も見受けられます。

学校やプログラムによっても価格は異なりますが、安いところでも月12万円ほど、高いところだと月16万円ほどが必要となります。

4-2. カナダでの生活費

生活費にかかる費用は、人によって大きく異なりますが、必ず必要となる費用は、滞在費(ホームステイ、シェアハウスなど)、食費、交通費、携帯料金、交際費などがあります。

生活費は、滞在先の都市によっても大きく異なりますので各自で調べて把握してください。

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5. カナダ・ワーキングホリデーの仕事

カナダ・ワーキングホリデーの醍醐味の一つは、就労ビザが取得でき、1年間のビザ保有期間の間、自由に働けることです。

ここでは、カナダ・ワーキングホリデーの仕事について解説します。

5-1. ワーキングホリデーのみんながしている仕事

カナダへワーキングホリデーで来ている人のほとんどがサービス業で働いています。サービス業と言っても飲食業やホテル業、旅行業、販売業などと、多岐にわたります。

また、ワーキングホリデーの人の多くはレストラン・バーのホール・キッチンスタッフ、カフェのバリスタなど、飲食関係のお店でアルバイト・社員として働いています。

カナダでは、会社や企業が人を雇う時に職務経験を重要視するため、日本で職務経験がない人が一般企業で働くのは難易度が高いと言えます。

ただ、経験がない人でも、まずはインターンシップ(無給)で経験を積み、その後、有給で働くというようにステップアップすることも可能性としてあります。

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5-2. カナダ・ワーキングホリデーの給料

ワーキングホリデーの人の多くは、サービス業で働くため給料が最低時給であることがほとんどです。

レストランやバーなど、チップがもらえる職場では、最低時給が低く設定されていますが、レストランやバーによっては、たくさんのチップがもらえ、チップを含めた時給に換算すると13ドルや14ドルで働いている人も少なくありません。

カナダ・主要都市の最低時給一覧表

最低時給(カナダドル) サーバー(カナダドル) 試用期間
オンタリオ州(トロント、オタワなど) 11 9.55 + チップ
ブリティッシュ・コロンビア州(バンクーバーなど) 10.25(10.45:2015年9月より) 9.20 + チップ(9.40:2015年9月より)
ケベック州(モントリオールなど) 10.55 9.05 + チップ
アルバータ州(カルガリーなど) 10.20(11.20:2015年10月より) 9.20 + チップ
ノバスコシア州(ハリファックスなど) 10.60 10.60 + チップ 9.90(雇用から3か月以内)

参考:Minimum wage rate in Canada

※サーバー:州によって対象の職種は異なりますが、レストランやバーなどチップをもらえる職種に適応される最低時給です。

5-3. ワーキングホリデーの仕事探しの方法

ワーキングホリデーの人がアルバイトなど仕事を探す場合、インターネットの求人サイトで応募するのが一般的です。

他にも店舗内にあるチラシを見て応募することや友達・知り合いの紹介で働き始めることもあります。

手順としては、

求人検索 → 応募・レジュメ(英文履歴書)を提出 → 面接 → 必要であればトライアル → 就業開始

となります。トライアルの有無は業種やお店によっても異なりますが、飲食業であればあることが多いでしょう。

トロント・ワーホリのバイトと仕事の探し方
ワーキングホリデーの仕事の探し方を詳しく解説しています。
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6. 渡航を決めてから出発までの準備

渡航を決めてから出発するまでには、たくさんのことをしなければなりません。1つでも忘れたり、遅くなってしまうと計画が大きく変わってしまう可能性がありますので、一つひとつ確実に行ってください。

6-1. 渡航までのプランニング

まず初めにするべきことは、渡航までのプランを立てることです。いつまでに何をすべきかを把握できますので、できれば紙に書いて目に見える形でプランニングを進めてください。

特にビザの取得については、上でも説明した通り、遅くなると計画自体を変えなければいけない可能性もありますので、計画的に行ってください。

成功する留学・ワーホリのプランニングとチェックシート
プランニングの方法を詳しく紹介しています。プランニングシートのダウンロードもできます。
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6-2. 目標設定で帰国後に差が付く

渡航までのプランニングと共にしてほしいことが、ワーキングホリデーでの目標設定です。目標は明確であればあるほど、それ見向かって突き進めますので、具体的な目標や目的を持って、カナダ・ワーキングホリデーに行ってください。

カナダ・ワーキングホリデーは、1年間で一回限りと有限の権利ですので、何も考えずに行くとあっという間に過ぎてしまい、「日本へ帰ってからカナダで何をしていたのだろう?」となってしまいます。

6-3. 語学学校の申し込み

学校の申し込みは、ワーキングホリデーであれば、日本で行っても現地で見学してから決めても問題ありません。

現地で見学してから決める場合、1~3週間の時間が必要となりますので、その時間がもったいないと思うのであれば、日本で1か月など短期で申し込んだ上で、現地で同じ学校を延長するか、違う学校に転校することをオススメします。

トロントでの語学学校を探す場合は、「トロントの語学学校一覧」を参考にしてください。

6-4. エージェントは利用すべきか

カナダへの渡航をサポートしているエージェントは、たくさんありますが、カナダにあるエージェントの大半は無料でサポートを行っています。

エージェントのサポートなんて必要ないと思っている方もいるかもしれませんが、語学学校に通うのであれば現地エージェントのみの割引がある学校もありますので上手に利用しましょう。

留学エージェント(斡旋会社)選びの7つのポイント
留学エージェントを選ぶ時の参考にしてください。
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6-5. 海外保険へは絶対加入

カナダ・ワーキングホリデー中の健康保険は、万が一のためにも加入しておくことを強くおすすめします。また、入国時に審査官に保険の証書の提示を求められる可能性もあります。

6-6. 航空券は片道で購入

カナダへワーキングホリデーで入国する場合は、航空券は往復で購入する必要はありません。往復の航空券は、購入から一年先までの日程しか買えず滞在先で変更する必要があり、手数料もかかりますので、片道で購入して、帰りの分は現地で購入することをオススメします。

また、ワーキングホリデーで渡航すると現地でしたいことや行きたいところが増え、滞在を延長する人も多く見受けられますので、滞在先での自由度が高い片道チケットが良いでしょう。

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6-7. カナダへお金を持って行くには

カナダへワーキングホリデーをするには、滞在費など必ずお金が必要となります。お金を移動させる方法も大切な留学準備の一つです。

持って行き方の例としては、海外送金や国際キャッシュカード、デビットカードなどがありますが、どの方法が合うかは人それぞれです。各自に合った方法を見つけてお金を持って行ってください。

留学・ワーホリ前に必ず確認!海外へお金を持っていく方法
海外へお金を持って行く方法を詳しく解説しています。
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6-8. その他

上記で挙げた留学準備以外にもカナダ・ワーキングホリデーをするためにはたくさんの準備をしなければなりません。その他の留学準備については、下記のページを参考にしてください。

留学準備
留学・ワーキングホリデーで渡航するまでの準備をまとめています。
>>詳しく見る

 

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世界32カ国から探せる語学留学予約サイトSchool With【外部サイト】

手数料無料の留学手続きサービスなら【カナダジャーナル】【外部サイト】

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