カナダ・ワーキングホリデーの大きな特徴の1つが仕事をすることができることです。
そのため、ワーキングホリデーでカナダ・トロントに来る人のほとんどが、語学学校に通った後、アルバイトや仕事をしながら生活を送っています。
このページでは、トロントでの仕事探しの方法とワーキングホリデーの方がしている仕事を詳しく解説します。
目次
トロントでの仕事探し
ワーキングホリデーでトロントに来る方は、必ず必要な仕事探し。トロントでの仕事の経験が帰国後のキャリアアップにつながる可能性も大いにあります。
募集方法は会社や業界によって異なるため、応募や求人検索もその会社の募集方法に合わせ、柔軟に対応する必要があります。一つの方法に固執することなく、様々な角度から探して、アプローチすることで自分に合った仕事につける可能性が広がります。
求人はインターネットから観覧できるものもたくさんあるので、トロントに来てすぐに仕事を始めたいという方は、日本にいる間にチェックしてみましょう。
仕事探しから就労開始までのプロセス
仕事の探し方のプロセスは、日本と同じようにいくつかのステップがあります。多くの場合、
レジュメの作成 → 求人検索 → 応募 → インタビュー → (トライアル) → 採用
という順番で進んでいきます。
この項では、仕事をしようと決めてから正式に採用になるまでのプロセスを詳しく紹介します。
1. レジュメ(英文履歴書)の作成
レジュメ(英文履歴書)の作成は、仕事を探すために初めにしなければいけない重要なことです。
レジュメのでき次第では、全く面接に進めなかったり、大きな会社でも面接の機会が得られたりするので、手を抜かず時間をかけて作ってください。
そのため、大まかなレジュメは、日本にいるうちに作成しておき、現地についてから学校の先生やネイティブスピーカーの友達などに添削をしてもらうことをおすすめします。
また、応募する業種や募集要項に合わせてレジュメを作る必要があるため、変更が加えられるようにもしておきましょう。
レジュメ(英文履歴書)の作り方は「ワーホリ必見!!書類選考に通過するレジュメ(英文履歴書)の書き方・作り方」で詳しく解説していますので参考にしてください。
2. 求人検索・応募先の選定
求人の検索は、求人サイトで探す方法や該当企業のホームページから直接募集しているか確認する方法、人から紹介してもらうなど、たくさんのパターンがあります。
働きたい場所があっても募集していない可能性もあるため、多くの情報を集めて応募先の選定を行ってください。
ただし、絞りすぎても必ず働けるとは限らないため、候補をたくさん作っておきましょう。
求人情報については、ページ内「求人情報について」の項を参考にしてください。
3. 応募
応募したい求人が見つかったら次は応募です。
この時、作っておいたレジュメを応募先の募集要項に合わせてカスタマイズする必要があります。
求人情報には必ず必要なスキルなどが記載してありますので、的外れなレジュメにならないようによく確認してください。
求人する側の求める人材になりきり、書類審査を突破しましょう。
応募時の注意点
カバーレターをつけて応募
メールや直接手渡してレジュメを提出する場合、カバーレターをつけて応募することがマナーです。
カバーレターには、志望動機や自己PRなどを記載して、担当の方がレジュメを読み込みたいと思ってもらえるようにしましょう。
オンラインでの応募フォーマットを変える
オンラインで応募する場合は、レジュメを添付するのではなく、職務経歴を書き込むことがあります。
そういった場合、コピーして貼り付けを行うとフォーマットが崩れることがありますので見やすいように調整してください。
添付ファイルはPDFに変換
レジュメは、エクセルやワードで作る方がほとんどだと思いますが、PDFファイルに変換して添付するようにしてください。
PDFにすることで、印刷時のフォーマットが崩れる可ことや先方で書き換えられることが防げます。
4. インタビュー(面接)
書類選考を通過した場合、応募からしばらくすると面接への連絡がメールか電話で伝えられます。
多くの場合、直接お店や会社に出向いてインタビューを受けますが、会社によっては直接会う前に電話面接がある所もあります。
5. トライアル
飲食店の場合、正式採用になる前に職場の雰囲気や仕事内容を理解するためにトライアルがある場合があります。
ただの職場体験だけというわけではなく、そこでも合否の判定が行われていることを忘れずにトライアルに望んでください。
6. 正式採用
全てのプロセスが終わると最終合否が出されます合格であっても断る権利もありますので、よく考えて働くかどうかを決めましょう。
また、ここまでに給料や時間数など採用の条件も必ず確認するようにしてください。
働くと決めたら、契約書などにサインを行って初めて採用となります。
※カナダでは働くためにSIN(社会保険番号)が必要となりますので。採用される前に必ず取得しておいてください。SINの取得方法は「カナダ・トロントでSINを取得する方法」を参考にしてください。
求人情報について
求人サイトで探す
政府が運営するサイトや私営のサイト、日系のサイトなど様々な求人サイトがあります。
どのサイトでも求人情報はリアルタイムに更新されています。地域や職種を指定して仕事を探すこともできます。
不特定多数の応募者が観覧できるので、応募者の数も多く、お目当ての求人が見つかった時は、すぐに行動に移す必要があります。
主な求人検索サイト
Monster
カナダ国内の求人検索サイト。レジュメやカバーレターを添付でき、連絡がくることも!?
Workopolis
カナダ国内の求人検索サイト。レジュメやカバーレターを添付でき、連絡がくることも!?
Jobbank
カナダ政府(Servece Canada)が運営する求人サイト。
Kijiji
カナダのクラシファンドサイト。求人の掲載もあり。
日系の求人検索サイト
e-Maple
日系のクラシファンドサイト。
募集広告で探す
新聞や雑誌、フリーペーパーなど、様々な媒体へ企業は求人広告を出しています。
地下鉄などで配られるフリーペーパー
Metro
24H
日系のフリーペーパー・フリーマガジン
TORJA
Bits
企業のホームページから探す
多くの企業は、採用専用ページを設けており、ホームページ内のみで応募を受け付けている企業も少なくありません。
希望する業種があるのであれば、直接それぞれの企業に問い合わせをしたり、担当者を調べた上で、手紙を書いてみるのも一つです。
オフィス・店舗に張り出されている募集広告から探す
飲食店などは店舗内や入口等に募集広告を張り出している場合があります。そのような広告を見つけた際は、就業員やスタッフに声をかけてみましょう。
効率的ではありませんが、募集の有無にかかわらず、飛び込みでレジュメを配るのこともできます。会社が忙しくて求人募集を出来ておらず、運よく話を聞いてもらえる可能性もあります。
紹介やコネを使って探す
カナダでは、日本以上に人からの紹介などコネが職探しをする上で重要となります。
よくあるのが、バイトを辞める時、雇い主から誰か後任でいい人はいないか聞かれ、その友達が後任に就くという話です。
すでにトロントに到着しているのであれば、学校の友達などに仕事を探していることをアピールするのも有効かもしれません。
カナダでワーキングホリデーがしている仕事
カナダでワーキングホリデーをしている人のほとんどがサービス業で働いています。サービス業と言っても飲食業や販売業など、多岐にわたります。
多くはレストラン・バーのホール・キッチンスタッフ、カフェのバリスタなど、飲食関係のお店でアルバイト・社員として働いています。
ただ、日本での経験や英語力によっては、オフィスワークや技術職に就くことも可能ですので、上記で解説したように戦略を立てて就職活動を行ってください。